How To Make The Perfect Cup Of Tea

紅茶の「完璧な一杯」の淹れ方

紅茶の「正しい」淹れ方について知っておくべきことを、全てまとめました。
特別な作法は必要ありません。

お茶は、フォートナム・アンド・メイソンが最初期から扱ってきたアイテムであり、フォートナムを象徴する存在のひとつ。特別な人だけでなく、誰もが日常的に楽しむことができる、世界で水に次いで多く消費されている飲み物です。その中でフォートナム・アンド・メイソンは、常に最高の紅茶を届けることに心を尽くし、長年にわたり知識と経験を積み重ねてきました。

しかし、こうした努力も、淹れ方がいい加減であっては十分に生かされません。紅茶を淹れることは単なる作業ではなく、一つの技であり、そこには美学があります。紅茶を愛する人々は、ティーバッグではなく茶葉を選ぶものです―茶葉を使う方がお茶が美味しく入ります。茶葉が切断されずそのまま使用されているので、湯の中で大きく開き、香りや風味、そして旨みが最大限に引き出されるのです。

今回はリーフティーで淹れることを前提に、フォートナム流の紅茶の淹れ方をご紹介します。(実際、リーフティーで淹れるべきです!)ただし、全ての茶葉に同じアプローチが求められるわけではありません。例えば緑茶は蒸らし時間が長い方が良いですし、ダージリンはミルクを入れてしまうとその良さが十分に出ません。

ですが、ここではフォートナム・アンド・メイソンで(そして世界でも)人気のあるブレンドの多くに使える、クラシックな「紅茶」の淹れ方について説明します。

動画

紅茶を淹れる時に気を付けるべきこと

  1. 水道から汲みたての水でやかんをいっぱいにします。そう、おばあちゃんが言っているのを聞いたことがあるかもしれませんが、一回沸騰したお湯を使うと味が変わります。
  2. やかんのお湯が沸騰してきたら、ティーポットをお湯ですすいで温めます。
  3. ティースプーン(またはキャディースプーン)1杯分の茶葉を人数分と、そして「ポットのために」さらに1杯。これが正統派の淹れ方ですが、最近は濃すぎると感じる人も多いようなので、ここは皆さんの好みにお任せします。
  4. 好みに応じて3-5分蒸らします。注ぐ時には茶こしを使います。
  5. ティーインフューザー付きのカップでお茶を作る場合も、同じルールが適用されます。ティースプーン1杯の茶葉、沸騰したてのお湯、3〜5分間の蒸らし時間。

ミルク論争

ミルクと言えば、紅茶愛好家を二分してきた2つの論争が頭に浮かびます…

#1 ミルクを入れる?入れない?

多くの紅茶、特にアッサムのような濃いめの紅茶はミルクを入れることでまろやかになり、美味しくなります。一般的に軽めの紅茶ほどミルクが必要になる可能性は低くなります。緑茶、白茶、黄茶(中国茶の一種)、そして香り付きのお茶や花入りのお茶はミルクなしがおすすめです。ダージリンのような非常に繊細なお茶は、ミルクを入れると簡単に風味が負けてしまいます。もしお茶を「ブラック」で飲むことに慣れていない方は、是非試してみてください。違いに驚かれることでしょう。

#2 ミルクは先?それとも後?

かつて、洗練された社交界においては、自分たちの茶会で素晴らしい茶器を持っていることを見せつけるという意味もあって、ミルクを後に入れることが「正しい」作法だと見なされていました。

一方、ミルクを先に入れると、ミルクの中の脂肪が後入れとは異なる乳化の仕方をするため、より均一でクリーミーな風味に変化します。とはいえ、このようなことで自分の社会的地位が判断された時代は過ぎ去りましたので、どうぞお好きな方法でお茶を淹れてください。

ティータイムを更に楽しむために

エレガントに紅茶を楽しむため、次に挙げるような基本の茶器を揃えることをおすすめします。